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片付けを通して、私が本当に伝えたいこと

モノを選ぶとき、人は過去と向き合っている

「これは手放せないんです」と、あるお客様が手にした品物を見つめて、言葉を詰まらせたことがありました。その瞬間、私は気づきました。片付けとは、モノを捨てるだけの作業ではない。そこには、その人の“記憶”や“決断”、そして“これから”が詰まっているのです。

片付けは“選び直す力”

それから私は、「片付けって何のためにするのか」を深く考えるようになりました。そして見えてきたのは、片付けとは“選び直すこと”だということ。モノを選ぶ、空間を選ぶ、自分のこれからを選ぶ。整理とは、自分の人生にもう一度向き合うことなのだと感じています。心の状態は環境に表れ、環境を変えることで人の意識も少しずつ変わっていく——そのつながりを、現場で何度も見てきました。

整えることは、個人にも組織にも効いてくる

だから私は、片付けのノウハウよりも、その奥にある“整理する力”を届けたいのです。暮らしや生き方と向き合う個人の片付けはもちろん、働く人の「思考」や「行動」にも直結する職場環境の整理も同じです。
人生は有限です。迷っている時間すらもったいない——そう感じて、スピードとチーム力にこだわったプランを選ばれる方が大変多いです。
場が変われば、人が変わる。人が変われば、組織が動き出す。
片付けとは、単なる作業ではありません。それは、人や組織がもう一度、自分らしい軸を取り戻すための“再起動”なのです。私たちはこれからも、「整えること」で人生と未来を動かすお手伝いをしていきます。